夏の疲れが溜まる時期にしておきたい、体調を整えるコツ3選

夏の暑さが和らぎ、
少しずつ秋の気配を感じる今日この頃。

しかし、この時期こそ注意が必要です。

夏の間に溜まった『隠れ疲労』が、
本格的な体調不良を引き起こすことがあるからです。

暑さで冷たいものばかりを摂り、
冷房の効いた部屋で過ごす時間が長かった方は、
胃腸が冷え切っているかもしれません。

また、
夜の寝苦しさから睡眠不足になり、
自律神経のバランスが崩れている可能性もあります。

このブログでは、
夏の疲れをリセットし、
体調を整えるための3つのコツをご紹介します。

心と体をいたわり、健やかな秋を迎えましょう!


1. 胃腸を温め、消化を助ける食事に切り替える

夏は食欲が落ち、
そうめんやアイス、冷たい飲み物など、
口当たりの良いものに偏りがちです。

しかし、
これらの食生活は胃腸の冷えを招き、
消化機能の低下につながります。

  • 温かいものを摂る
    朝一番に白湯を飲んだり、
    具だくさんの味噌汁やスープ
    を食事に取り入れたりして、
    内臓から温めましょう。

  • 旬の食材を活用する
    かぼちゃ、ナス、きのこ、山芋、根菜類など、
    旬の野菜には体を温める効果や、
    疲労回復を助ける栄養素が豊富に含まれています。

  • 発酵食品を取り入れる
    納豆、味噌、ヨーグルトなどの発酵食品は、
    腸内環境を整え、免疫力を高める効果が期待できます

8月ですが、暦の上ではもう秋です。
秋に旬を迎える食べ物を選びましょう!


2. 湯船に浸かって、自律神経のバランスを整える

暑いからとシャワーで済ませてしまう方が多いですが、
夏こそ湯船に浸かることが大切です!

  • ぬるめのお湯でリラックス
    38〜40℃程度のぬるめのお湯に、
    15分ほどゆっくり浸かりましょう。

    副交感神経が優位になり、
    心身ともにリラックスできます。

  • 血行を促進
    温かいお湯に浸かることで、
    冷房などで冷え切った体の血行が良くなり、
    筋肉の緊張がほぐれます。

  • 質の良い睡眠へ
    体が温まると、
    就寝時に体温が下がりやすくなり、
    質の良い睡眠につながります。

    アロマオイルや入浴剤を
    入れるなどして、香りも楽しみましょう。

就寝1~2時間前までに
入浴は終わらせておきましょう!


3. 無理のない範囲で、体を動かす習慣をつける

夏の暑さで運動量が減ってしまった方は、
少しずつ体を動かす習慣をつけましょう。

  • ストレッチや軽い体操
    ウォーキングやジョギングといった
    激しい運動でなくても大丈夫です。

    朝や寝る前に、
    ラジオ体操や簡単なストレッチを行うだけでも、
    血行促進や疲労回復につながります。

  • ウォーキング
    日差しが和らいだ夕方や朝の時間帯に、
    近所を散歩してみましょう。

    景色を楽しみながら歩くことで、
    気分転換にもなります。

残暑が厳しいので、
屋外での運動は無理のないようにしましょう!


まとめ

夏の疲れは、
放置すると秋の不調につながることがあります。

まずは、
温める」「休める」「動かす」という
3つの視点から、日々の生活習慣を見直してみましょう!

今日からできる小さな工夫で、
夏の疲れをリセットし、
心身ともに健やかな毎日を送ってください。

この記事を書いた人

藤倉 健太のアバター 藤倉 健太 日本高齢者QOL学会 理事

・了德寺大学健康科学部整復医療トレーナー学科卒業
・柔道整復師/健康運動指導士/中学•高等学校教員免許
介護施設でのリハビリ(機能訓練)や体操指導を中心に、0〜106歳までの方々の健康を支えてきました。日本高齢者QOL学会の理事として、巷に溢れる健康情報を論文ベースにわかりやすく伝えていきます。

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